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子ブレーカー、分岐ブレーカーについて調べてみた!

杉浦 成史
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杉浦 成史
建築が大好きです。 なにかモノを作るのも好きで、子供の頃はガンダムのプラモデルをよく作ってました。 今も現場仕事が好きです。

ブレーカーには、子ブレーカーや分岐ブレーカーとよばれるものがあります。これらは、契約ブレーカーや漏電ブレーカー、安全ブレーカーとどのような違いがあるのでしょうか?

 

この記事では、子ブレーカーや分岐ブレーカーの特徴と、それらが落ちてしまったときに上がらない理由・上がらないときの対応について紹介します。

 

子ブレーカー、分岐ブレーカーとは

子ブレーカー、分岐ブレーカーは同じものを指す言葉です。住宅の配電盤において、契約ブレーカーをメインブレーカーとしたときに、「メインブレーカーの子となっている」または「メインブレーカーから分岐している」という意味でそれぞれ名前が付けられています。

 

子ブレーカーや分岐ブレーカーは、前の記事で書いた安全ブレーカーと同じものです。住宅内のさまざまな場所で電気を使うために、分岐させた回路それぞれに取り付けられたブレーカーを指します。

 

多くの場合には、20Aのブレーカーが設置されているため、同一の回路内で同時に20A以上の電流を使用してしまうと、該当する部分のブレーカーが落ちてしまいます。ブレーカーが落ちてしまった場合には、一度使用範囲のすべての電化製品をOFFにし、ブレーカーを上げれば復旧できます。

 

子ブレーカーの交換や新設

一般的には、新築の際に各場所においてどのような電化製品を使うのか想定し、子ブレーカーを設置しています。しかし、生活していく中で子ブレーカーの交換や新設が必要になる場合があります。

 

例えば、従来はエアコン専用の電源が100Vになっている所を、大きなエアコンを設置するために200Vに交換しなくてはいけない場合です。この場合には電圧の切り替えやコンセントの交換、さらに場合によっては子ブレーカーの交換が必要です。

 

また、多くの場合には新設しなくてもいいように予備のブレーカーが準備されていますが、それがない状態で回路の追加が必要になった場合にはブレーカーの新設が必要です。

 

これらの工事は電気工事士の資格が必要なので、専門の業者に依頼しましょう。

 

子ブレーカー、分岐ブレーカーが上がらない理由

子ブレーカーや分岐ブレーカーが落ちたときに上げる方法を紹介しました。しかし、上げようと思っても上がらない場合があります。

 

まず考えられるのは、ブレーカーを上げたのにすぐに落ちてしまう場合です。この場合には、ブレーカーを上げた瞬間に大きな電流が流れて再度落ちてしまっている可能性があります。

 

また、それ以外にはブレーカー自体が故障してしまう可能性が考えられます。

ブレーカーがよく落ちる場合や、ブレーカーから焦げ臭い匂いがする場合には注意が必要です。放置して使い続けると火災に繋がる恐れがあります。他にも、変な音がしたり、照明が暗くなったり明るくなったりしたり、目に見える劣化がある場合にも注意しましょう。

 

ブレーカーの耐用年数は、一般的に10年~15年です。それ以上使用し続けている場合には、故障の可能性が考えられます。

 

子ブレーカー、分岐ブレーカーが上がらないときの対応

子ブレーカーや分岐ブレーカーが上がらないときには、まずブレーカーの対応範囲の電化製品をすべてOFFにできているか確認しましょう。上がったけどすぐに落ちてしまうシーンでは、ブレーカーを上げて電気を復旧した途端に大きな電流が使用され、再度落ちている可能性があります。

 

使用している電化製品の確認をしても復旧できない場合には、ブレーカー自体が故障している可能性があります。その場合には、他にブレーカーに不具合が生じていないかを確認し、その結果と合わせて電気点や建築会社に相談をしましょう。もし、子ブレーカーだけでなくメインブレーカーにも異常を感じる場合は、地域を統括している電力会社(東京電力・関西電力など)にも合わせて連絡するのがおすすめです。

 

点検は数千円、故障が発生している場合にはその内容にもよりますが、調査や交換に

数万円以上必要になる場合もあります。

 

子ブレーカー、分岐ブレーカーまとめ

子ブレーカーや分岐ブレーカーは、メインブレーカーから分岐した先にあるブレーカーで、安全ブレーカーと同じものです。家庭内のそれぞれの場所に分岐した電気回路用に、取り付けられたブレーカーです。

 

特定の回路の範囲で電流を使用しすぎてしまうとブレーカーが落ち、電気が使えなくなってしまいます。しかし、使用していた電化製品をOFFにし、ブレーカーを上げれば復旧できるでしょう。もしそれでも上がらない場合には、専門の業者に相談する必要があります。

 

ブレーカーの故障は、最悪の場合火災に繋がる可能性があります。点検には費用がかかってしまう可能性がありますが、火災が起きてからでは遅いので異常を感じた場合、心配な場合には一度点検してもらうことをおすすめします。特に問題なければ、安心して生活できます。

 

普段生活している中ではあまり気にしないブレーカーですが、いざというときに知識があると困らないので、確認事項を把握しておくといいですね。

子ブレーカー、分岐ブレーカーが上がるW(ワット)数について

子ブレーカー、分岐ブレーカーが飛んでしまうのは、20A=2000Wを超える電流が流れるときですが、これは消費ワット数の大きな家電製品を使ったときに起こります。

通常の一つの電化製品で、2000Wを超える電化製品はありません。

それは、子ブレーカー、分岐ブレーカーが1か所で20A・2000Wまでしか使えないからです。

 

ですから、電子レンジ(1500W)やオーブントースター(1200W)、またティファール(1250W)のような湯沸かし器を使う場合には、それぞれ一つのコンセントに1個の子ブレーカー・分岐ブレーカーを用意します。

この一つのコンセントに1つの子ブレーカー・分岐ブレーカーを用意されたコンセントのことを、『専用コンセント』と呼びます。

ですから、一つのコンセントに一つの子ブレーカー・分岐ブレーカーを用意して欲しい場合には、

『このコンセントは、専用コンセントにして下さい。』

と言って、工務店さんや設計屋さんに伝えると、そのように設計してくれます。

 

おそらく、皆さんも経験があるかと思いますが、たとえば、電子レンジ(1500W)とティファール(1250W)を同時に使った場合は、最大で3750Wを使ってしまうので、当然子ブレーカー・分岐ブレーカーが飛んでしまうわけです。

ですから、このブログをお読みいただいた方々は、今後は、一つのコンセントで二つの消費電力の大きい電化製品を使ったり、一つの子ブレーカー・分岐フレーカーの回路で

消費電力の大きな電化製品は使わないようにしてください。

ブレーカーがとんだ時の対処方法について

 

 

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