シロアリ対策!シロアリにも人間にもこれが一番の方法

シロアリ発生!

家の周りでたくさんの羽蟻を見かけたことはありませんか?

毎年6月頃に、家の周りで羽蟻がたくさん飛んでいるという話をよく聞きます。

6月はシロアリの新しい巣作りのための移動の時期なんです。

また、普通によく見かける黒い蟻がたくさん集まっているところを見かけたことはありませんか?

黒い蟻が集まっている場所では、雨漏りなどが原因で木部が水に濡れてしまい、木から出てきたアミノ酸へクロアリが集まって来ている可能性があります。

この場合も後々にシロアリの被害にある可能性がとても高いので、気をつける必要があります。

雨漏り以外にも、いつも湿気ている場所では、シロアリの被害にあうリスクがとても高いのです。

まず、シロアリ対策の家の周りの環境の対策として、『湿気た場所は作らない』ということは大前提としてあります。

参考にシロアリの被害を受けた柱と土台の写真を掲載します。

ここは昔のお風呂に良くあったタイルを貼ったお風呂でした。

昔のお風呂は、柱の上に木の板を張り、その上に防水効果のあるシートをはり、その上にモルタルを塗り、その上にタイルを貼りました。

タイルは水を通さなくても、タイルとタイルの継ぎ目や下地のモルタルには防水性が無いので、年月と共に劣化したり、小さな亀裂が入り、そこから水が沁みていって、最終的に柱や土台が濡れた状態になってしまいます。

シロアリは湿気が好きなので、木が湿気た状態になると、シロアリに食べられてしまいます。

そして写真の様な結果になってしまうのです。

ちなみに木はヒノキです。

それでは以下に、シロアリ対策についてのポイントの紹介をします。

シロアリ対策の基準

建物を新築・リフォームをする時、家を長持ちさせるためにシロアリ対策をします。

家を長持ちさせるためには必ずシロアリ対策が必要です。

建築基準法では最低限の基準として定められていますが明確な対応について記載はありません。

フラット35(旧住宅金融公庫) 及び住宅性能表示基準では、土台に耐久性区分D1材を使用しない場合は、JAS(日本農林規格)に定める保存処理性能区分K3相当以上の防腐・防蟻処理材(北海道及び青森県にあってはK2相当以上の防腐処理材)の土台を設けるように、また 地盤面から1m以内の外壁の軸組み・木質系下地には防腐・防蟻措置等の対応が規定されています。

「土台にD1材を用い、外壁には通気層を設け、更に120角のD1材の柱を採用」すれば、防腐・防蟻処理を行なわず耐久性能等級3が確保できる事になります。

D1材とは、

針葉樹では、 米桧ヒバ米ヒバ、杉、米杉、カラマツ、米松、ダフリカカラマツ

広葉樹では、 ケヤキクリ、クヌギ、ミズナラ、カプール、アピトン、セランガンバツ、ケンバス

2×4材では、 ダグラスファー、ウエスタンラーチ、ダフリカカラマツ、パシフィックコースチ、イエローシーダー、タマラック、ウエスタンレッドシーダー、カラマツ、桧、台湾桧、ヒバ、杉

以上、長々と難しいことを書きましたが、基準の中では、樹種によってはシロアリ対策を行う必要がない場合があるということです。

しかし、その基準通りで良いでしょうか?

現実的には、シロアリ被害に合わない木材はないのではないかと思います。

確かに、ヒノキやヒバ等のαカジノールやヒノキチオールを含む木材は防虫効果がありますが、シロアリは食べるものがなければ、ヒノキやヒバでさえも食べてしまいます。

ですから、何かしらのシロアリ対策は必要だと思います。

シロアリ対策の方法

シロアリ対策の方法は主に『①薬剤の散布』や、『②加圧による木材への注入』という方法があります。

工事会社によって採用する方法は様々です。

①薬剤の散布は、工事現場にて噴霧器を使い薬剤を土台や柱などに散布します。

②加圧による注入は、タンクのような容器に薬剤と木材を入れて、圧力をかけて木材に浸透させます。よく見かける緑色の木材が加圧注入された木材です。

①については、現場で見かけることは、なかなか無いかと思います。時間も短時間で終わりますし、作業中でもそんに目立つ作業では無いからです。

②については、たまに緑色の骨組みの家を見かけることがあるかと思いますが、それが薬剤注入された木材です。

シロアリ対策の薬剤

シロアリ対策に使われている薬剤には、いろんな種類があります。

大きく分けると

①殺虫剤系

②ホウ素系

①殺虫剤系のものには、合成ピレスロイド系、ネオニコチノイド系、非エステルピレスロイド系、フェニルピラゾール系、フェニルピロール系、アントラニリックジアミド系と、いろんな種類があり、また予防の向いているものや、駆除に向いているものがあります。

殺虫剤系のものは、揮発することにより殺虫効果が出るので、5年程度で揮発してしまいます。

5年程度で再処理する必要があります。

②ホウ素系は、ホウ酸になります。

ホウ酸は、ホウ酸を水に溶かして水溶液を作り、木材に噴霧します。木材の表面や内部へ浸透するので、揮発することもなく、効果が減退することはありません。

薬剤については、薬剤名を聞いてもピンとこないと思います。

正直、私もピンと来ません。

要するに、殺虫剤系とホウ酸系の大きな違いは、揮発するかしないかです。

揮発するということは、そこに住む人が呼吸により体内に取り入れてしまうリスクがあります。

当然ですが、法的には何も問題ない量です。

ホウ素系のようにホウ酸塩を水の溶かして散布するものは、木材の表面への付着と、表面からの木材内部への浸透することにより、効果を発揮します。

その効果の発揮の仕方とは、シロアリが木を食べる時にホウ酸を一緒に食べてしまうのですが、昆虫は腎臓がついていなため、体内のホウ酸濃度がどんどん高まってしまい、死んでしまうのです。

また床下及び壁の内部ということで、一度施工して塞いでしまえば、人体への影響はありません。

たとえ粉状のものが残り、人体に入ったとしても、全く問題ありません。

毒性の程度は、『塩』と同程度ということです。

また人間には、腎臓があるので、体内へ入ったとしても、尿と一緒に体外へ出されてしまいます。

シロアリ対策の時期

シロアリ対策の薬剤処理の時期についてですが、

一番の理想は 新築時 です。

それはなぜかと言うと、骨組みにまんべんなく吹き付けることが可能だからです。

リフォームやリノベーションの際にも処理はできますが、どうしても処理できないところが出て来たりします。

また、もっと理想を言えば、新築時に建物の構造の屋根から床までの上から下まで全部にホウ酸水溶液を散布する『全棟処理』 が理想です。

全棟処理とは、建物の構造全部屋根から梁、柱、床下地など全体にホウ酸の水溶液を散布することです。

1階の柱、梁、2階の柱、梁、屋根まで全部処理します。

そうすることで、より安心なシロアリ対策になります。

まとめ

シロアリ対策の方法は、最近までは殺虫剤系が一般的でしたが、最近はホウ酸を採用される方が増えてきています。

殺虫剤系のものは、揮発してしまい、年数とともに効果が減退していきます。5年程度で再処理する必要があります。また揮発による人体への影響も懸念されます。

ホウ酸であれば、年数による減退もなく、揮発による人体への影響もありません。

よって、壁の中などは一度組み立ててしまったら再処理もできないということもあり、ホウ酸の方が長期的にはコストもかからず、健康的にも良いのではないかと思います。

最近よく聞く話しで、外来種の動物の被害のニュースがありますが、実はシロアリにも外来種があります。

アメリカカンザイシロアリと言います。

日本に昔からいるシロアリは、ヤマトシロアリ・イエシロアリと言います。

これは家の下の土の中に巣を作り、土の中から家に入り込んで来ます。

しかし! アメリカカンザイシロリ は、

なんと! 空を飛んで来ます!

ですから、最近ではシロアリ対策の全棟処理の必要性をうったえる方も増えています。

新築時には、全棟処理のシロアリ対策もご検討頂ければと思います。

funナカムラの【気まぐれメルマガ】やっています。

ぜひぜひご登録ください。おまけ付きです。メールアドレスだけでOKです!

メルマガ登録はココをクリック

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする