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新築・リフォームのホウ酸処理は、シロアリ対策、劣化対策、腐朽菌の予防処理になります。

    
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新築・リフォームのホウ酸処理は、シロアリ対策、劣化対策、腐朽菌の予防処理...

世界のシロアリ対策  防蟻処理事情

シロアリ対策やシロアリ処理、防蟻処理、については、どう考えていますでしょうか?

世界のシロアリ処理事情について少しお話しします。

世界では、シロアリ対策・防蟻処理は、ホウ酸処理が当たり前です。

家の構造材の木材を腐らせない、食べさせないという木材の劣化対策の考え方です。

防蟻処理、シロアリ対策の日本の現状

建築基準法上は、地面から1mは、構造上重要な部分に防腐処置を講ずるということになっています。

住宅性能表示制度では、外壁は通気構造にすることと、構造材に対する防腐処理が防蟻に対する対策になっています。

防蟻処理の方法は、日本しろあり対策協会又は日本木材保存協会とあります。

日本しろあり対策協会では、

薬剤処理ネオニコチノイドと呼ばれる農薬と同じ成分の薬の散布をしています。

防蟻処理、シロアリ対策の問題

シロアリ防除と健康被害は不可分のことなのです。

一般的な防腐防蟻薬剤は農薬と同じ成分のネオニコチノイドと呼ばれる薬剤です。

このネオニコチノイドと呼ばれる薬剤は世界中で問題になっています。

有名なのがミツバチの減少に大きく影響しているという問題です。

ネオニコチノイドがミツバチの帰巣本能に悪影響を及ぼしているとことです。

昆虫などの神経系に悪影響を及ぼし、脳の働きが狂うとかんがえられています。

EU2018年4月にネオニコチノイドを屋外での使用を禁止しています。

日本の防蟻剤では、

イミダクロプリド  ハチクサン

クロチアニシン  タケロック

チアメトキサム  オブティガード

というものがあります。

最近、少し気になる話しを聞きました。

有機リン系、ネオニコチノイドが発達障害の原因になっているのでは?という話しです。

ネオニコチノイドはニコチンに似せた構成になっているので、ニコチンと同じような作用を起こします。

今は、農薬の影響を危惧されていますので、農薬の寿命が短くなってきています。

特に食品に関するものは、すぐに分解されるようものになっています。

家の防蟻剤についても同じです。

薬剤の効果は5ということになっています。

だから5年に一回の防蟻の再処理が必要になっています。

実はここに少し業界の問題点と思えることが見受けられます。

通常のシロアリ処理、防蟻処理は

5年ごとに再処理が必要になっています。

シロアリ業者散からしたら、新築時にシロアリ処理をしたら、後々のシロアリ処理が自動的に生まれます。

ですから、中には、新築時の防蟻処理はタダでするという業者もいます。

新築の防蟻処理はサービスで施行することで、5年ごとの再処理が、自動的に入ってくるという構造になっているのです。

私たち仲間には、このネオニコチノイド系薬剤による防蟻処理のことを

『再処理地獄』

と呼んでいる人もいます。

住まい手が5年ごとに数十万を拠出して床下に健康被害の恐れがあるものを撒かれるということです。

防蟻処理、シロアリ対策の問題の解決策

このシロアリ対策の問題解決は、その処理方法を変えることで、問題解決できます。

それがホウ酸処理なのです。

ホウ酸とは自然素材です。

ホウ酸塩鉱物を粉にしたものです。

ホウ酸は殺菌作用がある石です。

ちなみにスライムはホウ酸と洗濯のりで作れます。

シロアリ対策は問題が山積み

現在多く行われている防蟻処理の場合は、ネオニコチノイド系の防蟻剤を使っています。

防蟻剤=合成殺虫剤=農薬

人の体にも影響があると言われています。

そして、5年経過すると効果がなくなります。5年ごとの再処理が必要ということです。

今現在では、ホウ酸に関しても問題はあります。

現状、あまり知られていないということ。

ホウ酸のシロアリ対策の認知度がまだまだ低いということです。

あと、ホウ酸は効果が弱いので、大量に処理をする必要がある。

ホウ酸を塗れば何でも良いということではなく、しっかりと必要量が施行されることで、効果を発揮します。

劣化対策は耐震工事

ホウ酸によるシロアリ対策は、実は建物の耐震性にも大きく影響することになります。

いくらしっかりとした耐震設計をしたとしても、シロアリ被害で構造材がスカスカになり、弱くなってしまっては、耐震設計した意味が難苦なってしまいます。

木材には二大劣化原因があります。

『腐れ』と『シロアリ』です。

この二大原因に対する対策ですが、結局のところ、予防処理が一番の対策になります。

木材の腐れ対策

木材腐朽菌は、木材+水分+温度+水分という条件が揃った場合に増えていきます。

逆に言えば、この条件の中のどれか1つ以上の条件無くせば、腐朽菌は増えなるという事です。

シロアリ対策

シロアリ対策は、ホウ酸で木材を包んでしまい、バリアをするということです。

この二大劣化原因をしっかりと予防する事が、耐震という考え方にとても大切なのです。

ホウ酸処理の方法あれこれ

ホウ酸溶液の噴霧処理

ホウ酸はホウ酸を水で溶かして、噴霧器で吹き付けて処理します。

木材にホウ酸溶液を吹き付けて、バリアーを張る感じです。

水で溶かすといっても、必要量をしっかりと水の中に溶かし込む必要があります。

高温のお湯で溶かさないと溶けていかないのです。

ホウ酸のダスティング処理

散粉のことです。

粉を屋根裏などにホウ酸の粉を吹き込んで、ホウ酸の粉をいろんな場所に付着させることにより、木材をシロアリから守ります。

アメリカではゴキブリ対策としても活用されています。

日本では法律の問題上、ゴキブリ対策とは言ってはいけません。

ホウ酸の安全性

ホウ酸は、自然の中にいっぱいあるものなのです。

毒素としては、塩を同レベルです。

ホウ素は温泉が温泉と認定される為のの条件にもなっています。

ホウ酸は目薬にも使われています。

ホウ酸はネオニコチノイド系の薬剤とは違い、揮発しません。

ですから、床下に散布したとしても人体と接触する事がほぼ無いと言っても良いくらいです。

もし万が一口や鼻から人体に入ったとしても、毒素としては、塩と同レベルですし、人間や哺乳類は腎臓があるので、ホウ酸は体外へ尿と一緒に排出されてしまいます。

昆虫には、腎臓機能が無いため、ホウ酸を取り込むとホウ酸が排出されないことにより、ホウ酸濃度が高まり死んでしまうのです。

ホウ酸処理の効果

ホウ酸処理は、無機物のホウ酸で木材をコーティングできます。

木材へホウ酸を染み込ませることにより、シロアリが木材を食べようとしてもホウ酸も一緒に食べてしまうので、シロアリは死んでしまいます。

ホウ酸は無機物なので、変わらないです。

ですから、一度処理すると水で流れない限りは、効果がずっと続きます。

セルローファイバーという断熱材に関しては、ホウ酸を混ぜることにより燃えなくしている。

セルローファイバーとは、新聞紙を粉砕して棉状にしたものです。

有名な話では、バイオリンの名器のストラディバリウスにはホウ酸を塗られていて、劣化を防いであります。

ホウ酸はカビ対策にも有効で、防カビ性が高いと言われています。

ホウ酸の必要量

劣化がストップするホウ酸量

イエシロアリ  3.0kg/ BAE

ヤマトシロアリ  <3.0kg/ BAE

アメリカカンザイシロアリ  1.0kg/ BAE

腐朽菌  1.0kg/ BAE

ヒラタキクイムシ  1.2kg/ BAE

となっています。

これはそれぞれの害虫や腐朽菌に効果が出る量なので、それぞれにしっかりと効果が出る様な量のホウ酸を溶かした水溶液を作りしっかりと散布する必要があります。

アリとシロアリの違い

アリとシロアリは見た目が違います。

まず身体にくびれのあるほうが普通のクロアリです。

もっと特徴的なのが、羽蟻になった際に羽の形が違います。

普通の羽蟻は前と後ろの羽の大きさが違うのに対して、シロアリは前と後ろの羽の大きさが同じなのです。

たくさん発生しているのがクロアリだからといって、安心しないでください。

クロアリがたくさん発生しているということは、木材に水分がついて、木材からアミノ酸が出てきている可能性があります。

木材が濡れていると水気があるということで、後々にシロアリが発生する可能背も高いのです。

シロアリの新たなる脅威

アメリカカンザイシロアリという名前を聞いたことありますでしょうか?

実はこのシロアリは外来種のシロアリです。

特徴は、乾いた材にとりついていて、穴から糞を出します。

虫の糞が家の中でたくさん出てきたら、ちょっと注意してください。

このアメリカカンザイシロアリは、家にとりつきます。

日本のシロアリは、土の中で巣を作ります。

ところがこのアメリカカンザイシロアリは、家に直接とりつきます。

侵入経路はどこからでも入ってきます。屋根から入ってきたりします。

日本のシロアリは、土の中から基礎に入り、そこから建物へ移り、木材を食べていきます。

先ほども言いましたが、発見のサインは、糞粒です。大量のカラカラの糞が穴から外へ出てきます。

少し前までは港付近での被害が多かったのですが、今は全国に分布してしまっています。

その原因が家具の流通です。家具の木材の中に住んでいて、家具の移動とともに全国に飛び火しています。

体調は大きくて、7ミリ前後です。

現在、東京のアパートの被害がとても多いとのことです。

このアメリカカンザイシロアリは、ヒノキが食べられてしまいます。

ですから、総檜造りと言っても全く安心できない事態になってしまっているのです。

ホウ酸処理による劣化対策まとめ

シロアリ対策は、現在大きな転換期を迎えています。

今までのシロアリ対策は、5年ごとに再処理をしなければならないということです。

そして再処理をしても人体にとても悪影響を及ぼしている可能性が大きいということ。

またアメリカカンザイシロアリが増えてきていることにより、地面から1mだけの処理では予防にならないという問題が出てきています。

私は、これからの家づくりには、ホウ酸による全棟処理が必要になってきているのでは無いかと思います。

いくら耐震設計をしっかりしたとしても、構造木材が腐朽やシロアリの被害にあうことにより、材料自体の強度が落ちてしまったら、耐震設計も全く意味がありません。

ホウ酸の全棟処理をすることにより、イエシロアリ、ヤマトシロアリ、腐朽菌、またアメリカカンザイシロアリに対しても、予防する事が可能になります。

当然のこととしてホウ酸処理の費用は高くなりますが、とは言っても、全棟処理で、20万円前後です。

30年、40年と長く住む家であれば、その費用対効果はとても大きなものとなると思います。

新築、リフォームを検討中の方は、是非ともホウ酸による全棟処理をご検討ください。

シロアリ対策防蟻処理 全構造処理の動画


シロアリそのものについての記事はこちらです!
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