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ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を比べてみた!

    
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ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を比べてみた!

新しい家に引っ越す際に、今まで使っていた家電を新しい家電に買い換えたい気持ちが出るでしょう。

特に、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、引っ越しをするとしても運ぶのは大変でお金もかかります。

それならば、いっそ買い換えてしまう決断をする人も多いです。

この記事では、特に洗濯機についてドラム式洗濯機と縦型洗濯機のそれぞれについて、特徴を比較しながら紹介します。

ドラム式洗濯機とは

はじめに、ドラム式洗濯機について紹介します。

縦型洗濯機に比べると、比較的新しいタイプの洗濯機です。

最近では日立やパナソニック、東芝など複数の家電メーカーから、さまざまな特徴を持った製品が発売されています。

ドラム式洗濯機の寸法

洗濯機を選ぶ際には、設置スペースにきちんと収まる寸法の選択肢を選ぶ必要があります。

寸法を確認する場合には、洗濯機本体の寸法に加えて、給水ホースや排水ホースを含んだ寸法をチェックすることが重要です。

洗濯機は容量がいくつかに分かれていますが、ドラム式の場合にはそれほど大きく寸法は変わりません。

それよりも、メーカー別で多少寸法が変わってきますので、比較してみるのがおすすめです。

例えば、東芝のZABOON TW-127X9Lという洗濯機は、縦×高さ×奥行が645×1060×750 mmです。

一方で、シャープのES-S7E-WLは640×1039×600です。

実際には、排水ホースや給水ホースは周囲にスペースが必要なので、あまりぎりぎりを攻めすぎないように選んでいきましょう。

特に、幅と高さには注意が必要です。

ドラム式洗濯機の特徴

縦型洗濯機と比較したドラム式洗濯機の特徴としては、ドラムを回転させながら洗ったり乾燥をしたりするため、縦型よりも大幅に節水しながら戦場が可能です。

また、乾燥も空気に触れながら乾燥するために、縦型よりも早くできます。

一方で、以前紹介した乾太くんのようなガス式乾燥機の方が短い時間で乾燥できるため、もしそちらを導入済み、導入予定の場合には乾燥部分についてはメリットでは無くなります。

一方で、縦型に比べると洗浄力が弱かったり、少ない水量で洗濯をするため色移りしやすいなどのデメリットがあります。

また、脱水の際に安定させるために洗濯機の下側部分が重くなっており、洗濯機全体のサイズや重量も縦型に比べると大きい場合が多いです。

実際に使用する上では、洗濯物の量が少なかったり、一つのネットにまとめて入れた場合など洗濯物が内部で偏ってしまうと、ガタガタ大きな音がしたり、洗濯機が止まったりしてうまく洗濯を完了できません。

人気があるドラム型洗濯機ですが、メリットデメリットをきちんと見極めて購入しないと、縦型よりも高価な割にあまり使えなかったという後悔を感じてしまう可能性もあります。

縦型洗濯機とは

次に、縦型洗濯機についてです。

ドラム式よりも古くからある洗濯機なので、多くの方は馴染みのある洗濯機ではないでしょうか?

特に集合住宅や一人暮らしの場合には小型の縦型洗濯機を使用していた人も多いと思います。

縦型洗濯機の寸法

縦型洗濯機の寸法は、洗濯の容量によって違いが出てきます。

12kgと容量が大きい日立のビートウォッシュ BW-X120Fは幅×高さ×奥行が650×1060×715です。

また、同じシリーズの8kgの容量では、608×1000×610と多少サイズが小さくなっています。

もし、少ない容量でもよく洗濯機を設置するスペースを狭くしか取れない場合には、縦型洗濯機を選ぶ方が選択肢が広がるでしょう。

縦型洗濯機の特徴

縦型洗濯機の特徴としては、たくさんの水をためて洗うため、洗剤がしっかりと泡立ちドラム式に比べると洗浄力が高い点が挙げられます。

臭いなどもよく落とせますし、泥汚れなどの落ちにくい汚れを落とす能力も優れています。

ドラム式洗濯機に比べると、容量が大きく14kg程度まであるので、一度にたくさんの洗濯物を洗いたい場合には縦型洗濯機が有力な候補になります。

また、ドラム式洗濯機に比べると軽く洗濯物が偏って止まってしまうなどのトラブルも起きにくいため、安定して使用できます。

一方で、乾燥機能がついている洗濯機だったとしてもきちんと乾燥を完了するのは難しいです。

また、もみ洗いをするので衣類が傷みやすいというデメリットもあります。

洗濯機の選び方について

洗濯機を選ぶ際のポイントとして、洗浄を重視するのか乾燥を重視するのかによって縦型とドラム式のどちらがおすすめになるか変わってきます。

洗浄重視なら縦型、乾燥重視ならドラム式がおすすめです。

また、洗濯機の容量としては最低でも家族の人数×1.5kg以上のものが必要です。

一方で、毎日バスタオルを洗ったり、スポーツをしているなどで洗濯物が多い場合にはより大きな容量を洗濯するといいでしょう。

注意点として、洗濯機の乾燥容量は洗濯機の洗濯容量よりも小さいです。

洗濯から乾燥まで一気に完了させてしまいたい場合には、乾燥容量の大きさに注意しましょう。

洗濯機のサイズを選ぶときに注意が必要なのは、設置場所だけでなく搬入経路です。

仮に設置場所に問題のないスペースがあったとしても搬入経路が狭く設置できない可能性があります。

もし、あらかじめ購入したい洗濯機がある場合には、間取りを決める際に配慮してもらうことをおすすめします。

玄関や階段、ドアや廊下などが主な注意点です。

また、意外と見落としがちなので給水の蛇口位置や防水パンの形状です。

きちんと給水、排水ホースが設置できるような状態になっているか確認が必要です。

ドアの向きにも注意しましょう。

洗濯パンについての注意!

洗濯パンについての注意があります!

それは、洗濯パンは物によっては、高さがとても高くなっています。

その場合、縦型を設置しようと思うと、洗濯機の上部のフタの位置が高すぎて、使い勝手がとても悪くなってしまう場合があります。

そうなると、毎日の洗濯の際に、不便さを感じることになるので、気分良く暮らせなくなってしまいます。

ですから、洗濯パンについては、新築やリフォームの際には、ドラム式でも縦型でも使えるようなタイプの物を洗濯しておいてください。

マンションの洗濯パンの台は驚くほど高かった!

『縦型の洗濯機を設置する場合には、洗濯パンが高いと縦型洗濯機は投入口が高くなり、使いにくくなりますよ。』

とお伝えしてましたが、先日、お伺いしたマンションにお住いのお客さまのお宅では、洗濯機の台がこんな感じでした。

これ、マンションは階高を低くするために床下を無くし、配管が通るところだけを床を上げて、配管スペースを作っているのです。

中には、洗面所と浴室だけが一段上がっていたり、廊下と洗面室だけが上がっていたりしています。

このマンションの場合には、洗面所の床はコンクリートの躯体に直貼りになっています。洗濯機の部分だけ床下に配管を仕込むためのボックスが必要になって、このような形になっています。

このボックスの中は、配管と洗濯パンのトラップが入るスペースが必要なので、これだけ高くなっているのです。

ですが、これで毎日使っているとのことですので、洗濯機パンの高さが高い場合でも、縦型の洗濯機を設置することは可能で、多少の不便はありますが、問題なく使えているようです。

多少の不便を許容すれば、そのうち慣れてくることもあり、特に問題なく使えるようになると思います。

ちなみに、洗濯機のフタまでの高さは、112cmぐらいになります。

まとめ

今回は洗濯機について、ドラム式と縦型の比較や洗濯機の選び方について紹介しました。

すべての人におすすめという製品はなく、重視したいポイントや設置スペース、搬入経路など総合的に確認する必要があります。

家を建てる際に新しい洗濯機を購入する場合もあり、大きな買い物とあるのでチェックポイントを抑えながら、自分たちの生活に合った洗濯機を選んでいきましょう。

ビートウォッシュはこんなに静かです。

解体が終わったら、土間コンクリートを打ちます。
土間コンクリートが固まったら、給水・給湯・排水の配管をして
ユニットバスの組み立てをしていきます。

スギウラ

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