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熱伝導率について

    
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熱伝導率について

熱伝導率とは?

熱伝導率『λ』(ラムダ)

熱の伝わりやすさを数値で表したものが『熱伝導率』です。
『長さ1メートルの物体の両端の温度差が1℃の時に表面積1㎡、1秒間あたりに流れる熱量』で、単位は『W/mK』です。
熱の伝えやすさを示すので、数値が大きくなるほど熱を伝えやすいということになります。
逆に値が小さいほど、熱を伝えにくいということです。
熱を伝えやすい金属は熱伝導率が大きくなり、逆に気体は熱伝導率は小さくなります。
また水の熱伝導率は空気よりもはるかに大きいため、物の含水率が高くなるほど材料内の空気が水に置き換えられてしまい、熱伝導率が大きくなってしまいます。

熱伝導率のイメージ

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建築材料の熱伝導率(W/mK)

コンクリート     1.6
鋼材                   53
フロートガラス 1.0
天然木材 スギ    0.12
天然木材 マツ    0.15
高性能グラスウール16K   0.038
A種硬質ウレタンフォーム保温板 2種2号   0.024
吹き込み用セルロースファイバー   0.040
数値が小さいほど、熱が伝わりにくいということになります。

まとめ

健康で省エネで快適で住み心地の良い住宅にはとっても大切な熱伝導率。

熱伝導率の数値が小さい材料を使った家が冬は温かくて、夏が涼しい家になります。

冬は熱が室内から逃げにくく、夏は外の熱が室内へ入りにくい家になります。

また、熱伝導率の低い建材を仕上げに使うことで、体の熱が奪われにくくなります。

新築・リフォーム・リノベーションをする際には、頭に入れておくとよいと思います。

それではまた報告させて頂きます!
 

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