立水栓の読み方から位置などについて説明します。また散水栓とは?
立水栓の読み方や位置について。また、散水栓についても説明します。
やはり家の外には一つぐらいはないと、とても不便です。
毎日使うものではありませんが、無いととても不便ですし、あればとても便利です。
立水栓の読み方
立水栓の読み方は『りっすいせん』と読みます。
なかなか聞きなれない言葉だと思いますが、とても便利な蛇口です。
立水栓の位置は?
立水栓の位置は、庭に設置されています。
庭に木や花を植えた花壇などがあれば、その花壇の近くにあると、とても便利です。
また、駐車場にあれば、車を洗う時にとても便利です。
ただ、そのスペースの真ん中にあるととても邪魔になるので、邪魔になるような場所に設置せざるを得ない時は、埋め込み式の散水栓にしてください。
散水栓とは
散水栓とは、水を撒くための水栓になります。
立水栓も散水栓になりますが、立水栓は読んで字のごとく立っています。
散水栓というと、どちらかというと、地面に埋まっているタイプを散水栓と呼ぶイメージかと思います。
立水栓が使いやすいです!散水栓には。
私は、庭の散水栓には、埋め込み水栓よりも立水栓が絶対に便利だと思うのであります。
先日、お客様のところへ修繕工事に伺った際に『庭に埋まった蛇口のホースと蛇口のつなぎのところから、水が漏れるのでみて欲しい』と言われました。
お客様の散水栓は、散水栓が散水ボックスの中に入っていて、土の中に埋まっているタイプのものでした。
散水ボックスの中にある散水栓を確認してみると、ホースのソケットと蛇口の境のところから水が漏れてました。
蛇口へホースのソケットをしっかりとはめ込むことで、ソケットと蛇口の水漏れは止まりました。
ところが、この水栓は蛇口が取り替えられるタイプの水栓で、蛇口の先の部分がキッチリしまってないと、蛇口と散水栓の本体のネジを切ってあるところから水漏れが起きてしまってました。
こんなの
↓
ネジのところをキチンと締めれれば良いのですが、これがまた散水ボックスの中に入っていて、埋込みになっているせいで、プロの私でさえも散水栓のネジのところをキッチリ締めるのに、なかなか苦労するぐらいです。
こんな感じです。
↓
散水栓が散水ボックスに入った『埋込水栓あるある』
『埋込タイプの散水栓』については、私は昔から出来るだけ、選択しないようにしていました。
それは、昔、水撒きで使ったり、またホースをつなげたりする時に、とてもストレスを感じていたからです。
ですから、お客さんから、どうしてもと言われない限りは、立水栓のタイプの散水栓をオススメしています。
埋込水栓のストレスあるあるを紹介します。
ホースがつなぎにくい事件
埋込水栓は、散水栓ボックスがセットになっているのですが、その散水栓ボックスの大きさがなかなか小さいように感じます。
人の手の大きさにもよるのでしょうが、私の手がそんなに大きいというわけでもないと思うので、おそらく散水栓ボックスが小さいのだと思います。
おそらく、散水栓ボックスのサイズが大きなタイプのものもあるのでしょうが、私は出会ったことがないです。
よく見る散水栓ボックスは、サイズが結構小さいので、ホースを蛇口につなげるのにも、一苦労します。
もっと困るのが、ホースで水をまいている時に、ホースが抜けるというアクシデントに見舞われた時です。
ホースが抜けているということは、散水栓ボックスの中に水がいっぱいになっただけでなく、散水栓ボックスの周り一帯が水浸しになります。
水溜まりの中から水が吹き出ているような状態になります。
その状態の中で、蛇口を閉めて、水を止めて、ホースをつなぎ直すという作業が本当に大変なんです。
もう嫌になって、作業を途中で辞めてしまう事態になってしまうこともあります。
靴が濡れてしまう事件
埋込水栓のホースが抜けて、周りが水浸しになっている状態で、水を止めに行った時に事件は起こります。
なるべく水栓から距離を取り靴が濡れないように近づいているのですが、地面が緩くなっている時などは、足がズブズブと沈んでしまうことがあります。
そうなると当然のことですが、靴が濡れてしまったりします。
靴が濡れてしまったりすると、とても嫌な気持ちになり、これまた『もうやめよ。』となってしまいます。
散水ボックス埋込水栓の埋没事件
今度の話は変わりまして、少しの間、埋込水栓を使わなかった時、ひさびさに使おうと思って蓋をあけてビックリ!
『散水栓、土の中に埋没事件』の発生です。
埋込水栓は、その名の通り、地面に埋め込まれています。
ですから、雨が降ったりして、ボックスの中に水が入ったりすると、どうしても土も一緒に流れ込んで来ます。
雨が降って、水が流れ込むということが繰り返されると、土がボックスの中に溜まっていきます。
しまいには、ボックスの中が土で満たされるということになります。
こういう現象を見て、
『なるほど、地球の地層の変化などもこんな感じで起こるのだなぁ。』
と、たまにはそんな雄大な自然の変化に想いを馳せる事もない事もないのですが、そんなことは稀です。
だいたい、『何これ!?水使うのに土掘らんとあかんやん!』とキレ気味になる事がほとんどです。
以上、私の『埋込水栓あるある』ですが、皆さんはいかがでしょうか?
もし、私と同じようなストレスを感じている方がおられるのなら、早めに取り替えをオススメします。
今の世の中、ストレスを感じる事がとても多いと思います。
せめて家のまわりのことでは、少しでもストレスを感じずに生活してください。
寿命にも差が出てくると思います(笑)
立水栓とはこんなもの
先日取り替えをさせて頂きました、立水栓の写真をご紹介します。
立水栓はこんなのです。
↓
特別に立水栓の種類にこだわりがなければ、そんなに高価なものではありません。
工事も半日程度あれば、終わると思います。
小さな事ですが、ストレスが少しでもなくしていければと思います。
立水栓に生まれ変わるまで
取り替えるまでの過程を紹介します。
散水ボックスと埋め込み水栓は、こんな感じで土に埋まっています。
周りを掘って、ボックスを取り出します。
水栓柱を用意します。
埋め込みの水栓から、立水栓につなぎ換えます。
周りを埋め戻して完了!
ここでは、2箇所を取り替えて、ホースをつなげれるソケットを両方の蛇口に取り付けたので、これからはホースの移動がとても簡単になりました。
カチッと取り外して、移動して、カチッと取り付けたら離れた場所でも水撒きが化できる様になります。
埋め込み水栓で、ストレスを感じている方は、是非とも、
立水栓
に取り替えてみてください!
それではまた!
少し前にお引き渡ししましたお宅の立水栓がオシャレでしたので、写真をご紹介します。
こちらです。
とってもオシャレな立水栓とガーデンパンです。
オシャレ過ぎて、一度取り付けした後に、水栓が盗まれたぐらいです(笑)
悪い人いるので、おしゃれな水栓を付けた方は通水するまでは、
盗まれないように気をつけてください!
このブログを書いているのは、私です。
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