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俺はデジマ工務店になる!私がスーモやポータルサイトに参加しない理由

    
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俺はデジマ工務店になる!私がスーモやポータルサイトに参加しない理由

ハウスメーカーや工務店、大手ビルダーが集客の為に使っている媒体は、本当にたくさんあります。

昔よく使われていたのは、チラシなどの広告媒体になると思います。

また一番影響が大きかったのはテレビによる広告ではなかったのではないでしょうか?

それが今では、ネットによる広告がどんどん重みを増してきていると思います。

そのネットの広告の中でも、スーモやホームズなどによるポータルサイトがとても大きな影響を及ぼしていました。

そこで、スーモやホームズなどのポータルサイトについてお話ししたいと思います。

スーモやホームズなどのポータルサイトとは

これらは当然ですが、広告専門の企業が行う宣伝活動です。

当然のことですが集客力は抜群にあります。

お客様の中でも、一度どころか何度もこういったポータルサイトを検索して、その中から探した経験はあるのではないでしょうか?

こういったポータルサイトは、 お客さんにとっても、とても便利で、例えば資料の一斉請求などもすることが可能です。

そういった便利さも手伝って、一般のお客さんからのアクセスを圧倒的な量で得ているわけです。

お客さんにとっては、 いろんな手間も省け、大変便利なツールの一つだと思われます。

ですから、例えば新築を検討中の方などはまず SUUMO のようなポータルサイト見に行かれるのだと思います。

少し前で言うと、住宅展示場のような存在なのだと思います。

ポータルサイトの役割

ポータルサイトの役割は、とにかく集客です。

可能な限り、新築やリフォームに興味のある人とことん集めることです。

そしてその興味のある人から資料請求をしてもらい、最終的にはポータルサイトに参加している工務店やハウスメーカーに受注をしてもらうことです。

ポータルサイトはどうやって稼ぐのか?

では、ポータルサイトはどのようにして売上を上げているのでしょうか?

それは、登録している工務店やハウスメーカー、ビルダーなどから、広告費用もらっています。

私の所にも一度営業に来られたことがあるのですが、それは営業のコンサルティングをしているというような名目でした。

そしてもっとも私が驚いたのは、そのコンサル料です。

その額は、400万とか500万とか、そういったレベルの話になるのです。

それは1年契約で、アクセスの数や、問い合わせがあった後などの打ち合わせの仕方など、本当に営業のコンサルティングをしてくれるというような内容でした。

ポータルサイトはアリ地獄

私がそのポータルサイトの営業の人と話をしていてふと思ったことがあります。

それは、一時的にはこのポータルサイトの利用はとても有効ですが、一度、この営業のコンサルティングに依存してしまうと、二度と自分たちでの営業活動が出来なくなるのではないか?ということです。

それで、ポータルサイトの営業については、私は断る事にしました。

やっぱりアリ地獄だった

私はいくつかの工務店の集まりの団体に所属しています。

そこでいろんな工務店さんとお話ししていると、本当にいろんな生きた情報を得ることができます。

その中でこのポータルサイトについてのお話を聞く機会がありました。

そして結論ですが、やっぱり蟻地獄だなと思いました。

結局、こういったポータルサイトに営業を依存してしまうと、もうそのポータルサイトを抜けることができなくなってしまうのです。

そして最近ではそのポータルサイトでの集客も思うようにいかなくなってしまっているようです。

それならば、良いのではないかと思うのですが、そこを辞めてしまうと、他に確実な営業手段がなく、ポータルサイトをやめることで確実に受注が減ってしまうことだけははっきり見えてしまうのです。

ですから、ポータルサイトで集客している工務店家ハウスメーカーやビルダーさんは、とても高いコンサルタント料金を支払いながら、集客を続けているのです。

ポータルサイトのコンサル料は誰が払うのか?

まあまあでもそれで集客ができるのであれば、全然問題ないんじゃないの?

と、思ってしまいそうですが、それが全然違うと私は思っています。

それはどういうことかと言うと、 そのコンサルティング料は最終的には家を建てる人が負担していると思っています。

考えれば当たり前のことですが、工務店もビルダーもハウスメーカーも売上の中からコンサルティング料を払っています。

ですから、ポータルサイトのコンサルティング料というのは結果的にお客さんが負担しているものになってしまうのです。

ポータルサイトやハウスメーカーが生んだ建築業界の大きな歪み 

結果的にお客さんが負担していると言っても、そのまんまコンサル料や広告料がお客さんの建築費用に上乗せされているというものではないのです。

建築業界は皆さんもご存知の通りこの30年間ずっと売上が縮小しています。

ということは、とても競争の激しい業界なのです。

本当に生き残るのが大変で、皆さんとても苦労しながら頑張っています。

ということは、ポータルサイトで集客したお客さんも常に競合との競争にさらされることになります。

ということは、ポータルサイトや広告にかかっている経費を単純に建築費用に上乗せするということはできないわけです。

ポータルサイトを利用していない工務店とも競争しなければいけないわけです。

ですから建築費用へのポータルサイトや広告の費用が上乗せできず、内包されるということになってしまいます。

ではその費用はどのようにして負担されているのか?

結果的には職人さんが泣いているという結果にならざるを得ません。

それをよく表しているのが職人さんの労働賃金の低下です。

この30年間上昇しないどころか、下がってしまっているのです。

そういうことが起こった結果、職人さんの気持ちがどんどん荒んでいってしまっているのです。

そのような精神状態で、思いやりのあるいい仕事ができるわけがないのです。

ですから今の職人さんの多くは、指示待ちで自分で考えることができないような状態になってしまっているのです。

労働賃金は低下しているのに、不具合の責任をすべて負わされるような形になってしまっているものですから、 当然ですが仕事も思い切った仕事はできず、100%失敗のない形を要求するようになります。

私がスーモやポータルサイトに参加しないのは、建築業界の為

こうやって見てみると、莫大な金額を広告会社に払うことで、そのつけがお客さんに回ってくると言う、とんでもない結果になってしまっています。

私はお客さんが負担するのもおかしいと思っていますが、職人さんが負担するのはもっともっとおかしいと思っています。

ですから私は、デジタルマーケティングを勉強したり、デジタルマーケティングのコーチをお願いして、独自の集客方法を考えています。

独自と言っても、結局はインターネットを使った宣伝になるのですが、 できるだけお金を使わなくていいような方法を考えてやっています。

一刻も早くデジタルマーケティングの得意なデジマ工務店となり、お客さんにも職人さんにも条件の良い状態を提供できるようになりたいと思っています。

私が思い描く最高の未来 

私が思い描く最高の未来は、 デジタルマーケティングを使った安価な集客により、少しでも良い条件でお客さんに家を建ててもらい、少しでも良い条件で職人さんに働いてもらい、職人さんには将来の建築業界を背負って立つお弟子さんを育ててもらい、そのお弟子さんを育てることで、お客さんに生活の安心を安定的に提供し、建築業界が安定して存続できるような状態を作ることです!

それにより、皆が良い『3方良し』の状態が作れると、皆が幸せになれると思います!

日本国民の全員が毎日気分良く、安心して、安全に暮せる世の中にしたいなと思っています!

私の考えに共感してもらえて、funナカムラと一緒に家づくりやリフォーム、リノベーションをしたい方はお問合せください!

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