気密・防湿の作業での基本!日本住環境のバリアボックスについて調べてみた!
断熱性や防湿に優れた住宅を建てるためには、さまざまな製品、部品を使用する必要があります。
その中の一つが、日本住環境株式会社が販売しているバリアボックスです。
今や高断熱・高気密住宅を建てる場合には必要不可欠な製品です。
この記事では、日本住環境株式会社やバリアボックスの特徴、準備する方法について紹介します。
日本住環境とは?
日本住環境株式会社は、防水層や気密層、換気設備など住宅関係の製品を取り扱っている会社です。
「高気密」「高断熱」「計画換気」「冷暖房」のバランスをどうやって取るか?ということを考えた提案をしています。
扱っている製品は、実際に家が建ってしまうと目に見えなくなり性能がわかりにくいものがほとんどです。
ただ、見えないからこそきちんとした性能を作りこみ、提案をしていくことを大事にしています。
バリアボックスとは?
日本住環境が扱っている製品の中に、バリアボックスという製品があります。
これは、住宅用のコンセント周辺の気密性を高め、防湿性を確保する製品で、形状にこだわっているので簡単・確実に施工できる仕様ながら、高い気密性を確保しています。
コンセントのボックスを入れたバリアボックスを断熱材の中に入れ、バリアボックスの上下に空いている穴から配線を通して使います。
このバリアボックスを使うことで、室内や屋外につながっているコンセントと、壁の内部を区切ることができますので気密性や防湿性を確保できます。
コンセント部分は、大きさが異なるものが使われることがありますが、バリアボックスもコンセントの大きさに合わせて、二口用や四口用などが用意されています。
バリアボックスが無いと困る理由
バリアボックスがない場合、住宅の気密性や防湿性を十分確保できません。
特に外壁周りの電気工事をする場合には、防湿シートの処理などが難しくなってしまいます。
高断熱・高気密の住宅を建築する際には、必要不可欠です。
気密テープという専用のテープとセットで扱うことで、性能を確保できます。
高気密住宅を建てる際には、防湿シートを使う方法の場合バリアボックスの使用は重要です。
構造見学会などがある場合には、チェックするポイントとしてメモしておくといいでしょう。
バリアボックスはどこで購入
バリアボックスの重要性を説明してきましたが、これはどこで購入できるのでしょうか?
建築の建材屋さん
実際にものを見て購入したい場合には、建築関係の建材屋さんに行けば取り扱いがあるでしょう。
ただ、あまり高断熱に関係してない建材屋さんは取り扱いがないかもです。
もしなかったとしても、取り寄せてもらうことができる可能性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。
ネットでも購入可
バリアボックスは、ネット通販でも購入できます。
この場合、大体1セット50枚や100枚からの取り扱いになるので、個人で購入する場合には枚数が多いことを十分理解した上で購入しましょう。
モノタロウや楽天市場などでも購入可能で、サイズと枚数にもよりますが、大体1万円以上~購入可能です。
少ない枚数欲しい場合には、実店舗で購入できるか相談する方がよさそうですね。
バリアボックスは誰が用意するのか?
バリアボックスは、建築をするときに誰が用意するのでしょうか?
関係しそうなのは電気工事をする人か、工務店と感じる人が多いでしょう。
私たちは、バリアボックスを工務店で用意しています。
なぜなら、高気密・高断熱の住宅を建てるために、気密工事の責任を負っているのが工務店だからです。
常に倉庫にはたくさんのバリアボックスがあり、欠かさず使用できるように準備をしています。
もし高気密・高断熱住宅を建てるさいには、きちんとバリアボックスのような部材を使用している工務店と付き合うようにするのがいいでしょう。
こういうところをしっかりしていない業者は、他の部分もきっちりしていない可能性があるので、注意が必要です。
バリアボックスまとめ
今回は、高気密・高断熱住宅に欠かすことのできない日本住環境のバリアボックスについて紹介しました。
コンセント周りの気密・断熱を確保するためには、必要不可欠な製品です。
断熱住宅を建てたい場合には、このような部材が使われているかきちんと確認することをおすすめします。
細かい部分に感じるかもしれませんが、きっちりやっている業者は、他の部分もしっかりやっていると、信頼できるでしょう。
関連動画:日本住環境のバリアボックスについて説明します!
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