断熱改修のポイントをプロが解説!気流止め・床断熱・天井断熱で家の寒さを根本解決
「暖房をつけても足元が冷える」「リフォームしたのにあまり暖かくない」……そんな悩みを解決するのが、正しい知識に基づいた断熱改修です。
本記事では、住宅の性能を劇的に向上させるための断熱改修のポイントを、プロの視点から徹底解説します。特に見落としがちな「気流止め」の重要性や、床・天井の施工法について詳しく見ていきましょう。
1. 失敗しない断熱改修の最重要ポイント:気流止め

断熱改修において、断熱材を入れること以上に重要なのが**「気流止め」**です。
なぜ気流止めが必要なのか?
昔の木造住宅の多くは、壁の中が床下や天井裏とつながっています。この通り道を塞がないと、壁の中で冷たい空気が循環し、断熱材の効果を打ち消してしまいます。
- 効果: 壁体内の空気の流れを止めることで、断熱材が本来の性能を発揮します。
- 注意点: どんなに高価な断熱材を使っても、気流止めが不十分だと「隙間風が吹く家」のままになってしまいます。
2. 足元の冷えを解消する「床断熱」のコツ

冬場の「底冷え」を解消するには、床断熱の強化が不可欠です。
床断熱改修の工法
床断熱には大きく分けて2つのアプローチがあります。
- 床下潜り込み工法: 床板を剥がさず、床下から断熱材を充填します。住みながら工事ができるためコストを抑えられます。
- 張り替え工法: 床板を剥がして上から断熱材を入れます。床の傷みが激しい場合に最適です。
プロの視点: 床断熱の際は、大引き(床を支える木材)と断熱材の間に隙間を作らないことが鉄則です。わずかな隙間が結露の原因になるため、精度の高い施工が求められます。
3. 夏の暑さと冬の熱逃げを防ぐ「天井断熱」

暖かい空気は上に昇る性質があるため、冬の暖房効率を上げるには天井断熱が非常に有効です。また、夏の最上階のムシムシとした暑さを軽減する効果もあります。
天井断熱の種類
- 敷き込み工法: マット状の断熱材(グラスウールなど)を隙間なく敷き詰める方法。
- 吹き込み工法(ブローイング): 細かい断熱材を機械で吹き積もらせる方法。複雑な形状の屋根裏でも隙間なく施工できるため、高い断熱効果が期待できます。
4. 断熱改修を成功させるためのチェックリスト
断熱改修を検討する際は、以下のポイントを業者と確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
| 窓の断熱 | 壁や床だけでなく、最大の熱の出入り口である「窓」の内窓設置などを併用する。 |
| 防湿対策 | 湿気が断熱材に入らないよう、防湿シートが正しく施工されているか確認する。 |
| 補助金の活用 | 断熱改修は国や自治体の補助金対象になりやすいため、事前に申請条件を調べる。 |
まとめ:正しい断熱改修で快適な住まいを
断熱改修のポイントは、単に厚い断熱材を入れることではなく、「気流止め」「床断熱」「天井断熱」をセットで考え、隙間のない施工を行うことにあります。これらを正しく行うことで、光熱費を抑えつつ、一年中快適に過ごせる健康的な住まいが手に入ります。
まずは専門家に床下や屋根裏の現状を診断してもらうことから始めましょう。
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