高断熱の技法 基本のホ
『高断熱の技法』基本のホ
▪️断熱材が効かない在来木造
従来の在来木造は、壁が土壁になっており、壁の中の空洞はありませんでした。
よって、壁の中での対流が起きないために壁の中での結露はあったとしても問題になる事はありませんでした。
戦後の在来木造は、ボードが普及することにより、壁の中が空洞化しました。
また床下から天井裏まで空間がつながる事で、室内を暖房すると暖められた空気はその空間を上へ昇り、床下から冷たい空気が入ってくるという現象が起こる様になりました。
結果、壁内や天井内で結露が生じることになってしまったのです。
建物を高断熱化するのに大切なのは、断熱材を入れるということだけではなく、気流を止めるという作業と構造がとても大切になってきます。
前ブログ『基本のキ』でもお話ししましたが、ここは本当にとっても大切なことなのです。
断熱材を入れてもここが分かっていないと、せっかくの断熱材がその性能を発揮することができなくなってしまうのです。
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