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キッチンパネルについて説明します!

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キッチンは女性の聖域と言われる時代もありましたが、現在は女性だけでなく男性が料理をする機会も増えています。新しい住宅を建てる際や、リフォームをする際にも、キッチンだから女性がすべて選ぶわけではなく、夫婦や家族で相談して選ぶ家族が増えています。

 

キッチン周りはコンロ、キッチンの天板、流し、収納などさまざまな部分に分かれており、それぞれの仕様を決めていく必要がありますがキッチンパネルもその中の1つです。

 

「キッチンパネル」と言われても、具体的にキッチンのどの部分を指すのか分からない人もいるのではないでしょうか?

 

この記事では、キッチンパネルに関する以下の内容を解説します。

 

  • キッチンパネルとは
  • キッチンパネルを選ぶ観点
  • キッチンパネルの種類
  • キッチンパネルを扱っているメーカーと特徴
  • キッチンパネルの施工
  • キッチンパネルのDIY

 

少し長くなりますが、順番に紹介します。

 

キッチンパネルとは

そもそもキッチンパネルはキッチンのどの範囲に設置される、どのようなものでしょうか?

 

正確にはキッチンのコンロ周辺に設置されている油はね防止の壁に貼られるパネルのことで、さまざまな種類・デザインのものが販売されています。場合によってはデザイン性統一などの観点から、コンロ周辺だけでなくよりキッチン全体の壁面を同じキッチンパネルで統一する場合もあります。

 

昔はコンロ周りにはタイルを施工することが多かったのですが、タイルの隙間である目地の部分を掃除をするのが面倒であり、より便利な製品としてキッチンパネルが生まれました。

 

タイルに比べると施工も比較的簡単なので、メリットの大きい部品です。

 

キッチンパネルを設置する目的

キッチンパネルを設置する目的としては、次の3点です。

 

  • 耐熱性向上
  • 汚れを防ぐ
  • デザイン性

 

キッチンのコンロ周りをキッチンパネルで覆うことで、温度が高くなったり熱い油が飛んでしまったりしても壁に引火してしまうことはありません。また、ダイニングやリビングに火が回る心配もありません。

 

キッチンの耐火性に関しては、建築基準法で厳しく制限されていますが、それを満たすためにキッチンパネルを用いています。

 

また、キッチンパネルのほとんどは汚れに強く、ついてしまった汚れを比較的簡単に落とせるようになっていますので、油汚れやシンク周りの水はねがあったとしても、簡単にきれいにできます。

 

デザイン性に関しては後程紹介しますが、特に対面型キッチンの場合にはキッチンの外からも良く見える状態になるため、キッチンパネルにはデザイン性も重視されます。

 

キッチンパネル 選び方

キッチンパネルを選ぶ際には、いくつかポイントがありますので順に紹介します。ついデザインを重視して選んでしまいがちな人もいますが、ほぼ毎日使用するキッチンは機能性も重要です。順番に確認していきます。

 

キッチンパネルのデザイン

キッチンパネルはシンプルなものから、手の凝った柄物までとても豊富なラインナップが用意されています。また、シンプルな平面のものだけではなく、タイルを再現したものなどさまざまな製品がラインアップされています。

 

例えば色を選ぶ際の観点として、キッチンで料理をした際の油汚れなどが目立ちやすいのか目立ちにくいのかなどが考えられます。比較的濃い色を選べば汚れが目立ちにくいので、調理後もそれほど周囲の目を気にする必要がありません。

 

一方で、目立たないが故に掃除が多少甘かったとしても気づかずに、汚れが積み重なってしまっているかもしれません。もし白など比較的薄い色の場合には、汚れが目立ちやすいですが、その分すぐ汚れに気づけるので掃除をしてきれいな状態を保てます。

 

キッチン全体とのバランスを取るためにデザインを決める必要がありますが、油汚れに関しても注意して選択すると実際に使用している中での満足感を得られるでしょう。

 

キッチンパネルの素材

キッチンパネルの素材はさまざまなものがあります。メラミン樹脂・アルミ・ステンレス・ホーローなどさまざまな種類がありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 

メラミン樹脂

組立デスクの天板などに用いられることのあるメラミン樹脂の化粧板は、キッチンパネルにも採用されています。特徴としては、デザインバリエーションの豊富さが挙げられ、キッチン全体の雰囲気に合わせたり、アクセントとして特徴的なデザインを選ぶことも可能です。

 

機能としても特に問題ないので、特にデザインを重視したい場合にはメラミン樹脂のキッチンパネルがおすすめです。

 

ステンレス

ステンレスのキッチンパネルは、もっともリーズナブルで飲食店のキッチン周りをイメージすると分かりやすいでしょうか。飲食店で使われるほどなので、汚れには強く耐久性も十分です。

 

特にキッチンのシンクや天板をステンレスにしている場合、キッチンパネルもステンレスで合わせることで、統一感のあるオールステンレスのキッチンを実現できます。

 

一方で傷には強くありませんので、金属たわしなどでこすり傷ができると汚れが入り込んでしまうため注意が必要です。

 

アルミ

アルミもキッチンパネルに使用されることはありますが、他の素材に比べて優れている点はあまりないため、使用される頻度も多くありません。比較的薄く加工しやすいので、施工性に優れている点が特徴です。

 

ホーロー

ホーローは金属素材にガラス質を吹き付けた素材で、メーカーによっては浴槽などに使われる場合もあります。ガラスが吹き付けられているため表面は光沢があり、他の材料と比べても高級感を感じることができます。また、ガラス質の特徴として掃除もしやすいため、特にヨーロピアンスタイルのキッチンでは良く使われます。

 

一方で、材料に手がかかっている分他の素材に比べると価格が高めなので、デザインや機能と価格とのバランスをどこにおくかで、選択が変わってくるでしょう。

 

キッチンパネル 表面加工

キッチンパネルには、素材が同じであっても表面加工をすることで機能性を向上させているものがあります。具体的には、フッ素加工やシリコン加工などです。

 

表面にフッ素やシリコンを吹き付けることで、油や水をはじく効果を向上させ、加工無しに比べると汚れにくくなっている点が特徴と言えます。

 

キッチンパネル 厚さ

一般的に、キッチンパネルにはパネル自体の厚さが3mmと6mmの2種類がある場合がほとんどです。この厚さの違いは耐久性などの違いはなく、加工のしやすさや下地の状況に対する施工時の見え方の違いがあります。

 

3mmの方は薄く柔らかいため、下地の状態を反映してしまいますが、6mmであれば硬いため、下地が完全に平面ではなかったとしても比較的きれいな仕上がりになります。

 

このあたりは各家庭の状況によって異なりますので、価格も含めて施工業者と十分に相談しながら厚さを決めていくと良いでしょう。中には、6mmしかラインナップされていないデザインもあるので、その点は注意が必要です。

 

このように、キッチンパネルを選ぶ際には素材による機能性とデザインが重要ですが、デザインは素材によって制限される部分もあります。それぞれのバランスを考えながら、選択することをおすすめします。

 

キッチンパネル メーカー

キッチンパネルを取り扱っているメーカーは多くあり、それぞれ特徴を持っています。主なメーカーとそれぞれの特徴を簡単に解説します。

 

アイカ工業

アイカ工業のキッチンパネルは樹脂の独自技術を活かしたもので、メラミン樹脂のキッチンパネルを取り扱っています。さまざまなデザインが用意されているだけでなく、機能性の高さも特徴的です。

 

タカラスタンダード

タカラと言えばホーローというイメージがあるように、ホーロー製のキッチンパネルに強みを持っています。ダイレクトクリア製法という印刷技術を用いて、ホーロー製のキッチンパネルに大理石や木彫りなどのデザインを表現しています。

 

パナソニック

パナソニックのキッチンパネルは実験により、耐熱性・耐洗剤性・耐傷性の高さが証明されています。多少厳しい使い方をしても、キッチンパネルが変色・変質しないのは忙しい人にとっては嬉しい機能です。

 

サンワカンパニー

他のメーカーとは異なる個性的な仕上がりを実現したいのであれば、サンワカンパニーがおすすめです。独自に企画・デザインをしているため、特にデザインにこだわりがある場合には、他の住宅とは違ったこだわりのキッチンを実現できます。

 

他にもLIXILやノーリツ、クリナップにTOTOなどさまざまなメーカーがキッチンパネルを取り扱っていますので、もし時間に余裕があれば各社のホームページを確認したり、ショールームで実際に確認したりすると良いでしょう。

 

キッチンパネルに限らず、こうしていろいろなメーカーを比較しながら悩む時間は、家づくりの間しか味わうことのできない貴重な時間です。

 

キッチンパネル 施工

リフォームなどでキッチンパネルの施工をしてもらう場合、従来のものをはがして新しいものに貼り替えてもらうための費用は、大体4~7万円程度のことが多いです。

 

しかし、もともとの状態がタイルで剥がすのが大変だったり、剥がした後の下地の状況がよくなく、新しいキッチンパネルを貼る前に下地の補修が必要だったりすると、時間がかかるため、その分費用も必要になってきます。また、マグネット式のパネルを貼り替える場合には工程が増えますので、若干費用は高くなります。

 

まずは、複数のリフォームを取り扱っている業者に見積もりを依頼することで、ある程度の相場を確認できるでしょう。

 

キッチンパネル DIY

キッチンパネル自体は建築関係の業者でなくても購入できますので、DIYで貼り替えることも可能です。ただしキッチンパネルを販売されているサイズと自宅で貼り付けたい範囲のサイズが異なる場合には、丸ノコなどで加工する必要がありますので、注意が必要です。

 

貼り付ける際には、両面テープやボンドをキッチンパネルの裏面につけ、貼りたい場所からずれないように貼り付けることで、貼り替えが完了します。

 

キッチンパネル貼り替えの難易度は、貼りたい範囲や形状、また素材に下地の状態などさまざまな点で違いが出てきますので、少しでも心配がある人は専門の業者に依頼する方が良いでしょう。せっかくお金と時間をかけて施工しても、失敗してしまったらさらに時間と費用が必要になります。

 

キッチンパネル まとめ

キッチンのコンロ周辺に貼るキッチンパネルは、デザイン性だけでなく汚れに強く掃除しやすい加工が施され耐熱性も併せ持つ製品です。各メーカーから特徴的なさまざまな製品が発売されているため、機能とデザインと価格のバランスを取りながら選びましょう。

 

施工の際には下地の状況が重要になってきますので、特にリフォームの場合などは事前に施工業者と十分コミュニケーションを取ることで失敗の可能性を大きく低減できます。DIYでもできますが、心配な点があれば専門業者に依頼するのがおすすめです。

 

タイルと比べてもメリットが多く、タイル調のキッチンパネルも発売されていますので、この記事を元にキッチンパネルを採用するか検討してみてください。

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