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自宅のガレージ・駐車場を作るときのポイント

杉浦 成史
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杉浦 成史
建築が大好きです。 なにかモノを作るのも好きで、子供の頃はガンダムのプラモデルをよく作ってました。 今も現場仕事が好きです。

一戸建て住宅を建築する際には多くの場合、駐車場も一緒に設置します。都市部で、公共の交通機関が発達している地域以外は自動車が必要ですが、一戸建てを建てるために十分な土地を購入するには多額の費用が必要です。その点自動車があれば少し郊外に離れた地域であっても移動には困りませんし、子供ができても周囲の目を気にせずに移動できますし、公共の交通機関が使えない時間帯であっても問題ありません。また、集合住宅は自分の駐車場まで移動するのが大変ですが、一戸建ての住宅であれば家を出ればすぐに駐車場がありますので、車を使うための手間や時間が必要なく便利です。自動車を保有するには駐車場が必要不可欠ですが、自宅に駐車場を作るさいにはどのような点に気を付けて設置すればよいのか確認しましょう。一言で駐車場といってもその種類は豊富で、それぞれメリットデメリットがありますので解説します。

 

駐車場を作るときのポイント

駐車場を作るさいには、気を付ける必要があるさまざまなポイントがあります。ここでは、代表的なものを4点確認します。

 

見た目のデザインが好みか?

おしゃれな一戸建て注文住宅を購入するのであれば、外構と合わせて世界観を作りあげたいですね。実際に車が駐車されている際には気にならないかもしれませんが、車がない時間帯によく見える駐車場のデザインにこだわりたいでしょう。駐車場のデザインはさまざまで、シンプルなコンクリート調のものでもコンクリートの間に芝生を植えたり、レンガでおしゃれなデザインにしたりできます。また、ナチュラルなデザインにするためには、木材を使用したり芝生を設置したりといった自然素材を活用することも可能です。特に住宅や門扉と合わせてデザインを決めていくことで、理想的な駐車場を設定できるため、他の住宅が設定しているデザインを多く見て好みのデザインを見つけ、理想の住宅に合わせてカスタマイズをするのが良いでしょう。

 

使用時にうるさくないか?

住宅街に建築する場合には、近隣とのトラブルになる可能性があることはなるべく避けておきたいです。特に音に関しては、人によって感度が異なります。自分や家族が気にならなかったとしても近隣には、音に敏感な方がいるかもしれません。特に、夜中や早朝に駐車場を利用する場合、防犯砂利を使用しているとかなり大きな音が発生して、トラブルにつながる可能性があります。早朝や夜間に駐車場を使用する場合であっても、周囲の方が気にならないような音にしておくのが無難です。

 

傾斜がついているか?

駐車場というと平らなイメージがありますが、実際には敷地内から道路側に向かって少しずつ下がっていくような下り坂にする必要があります。雨が降ったときに駐車場に水が溜まってはいけませんので、きちんと道路の横にある排水溝に流してあげなければいけません。急激に傾斜をつけると使いにくくなってしまいますし、場合によっては盛り土が必要になりますので、駐車場として使用する土地の広さや高さが必要最低限の傾斜がつけられる状態か確認しましょう。

 

汚れが目立たないか?

駐車場は、地面にどんな材料を用いるかで駐車場自体も駐車する車も汚れ方が大きく変わってきます。例えば、地面をそのまま使ったり芝生の場合には雨が降った時にタイヤが汚れ、その状態で走行することで周囲を汚してしまう可能性があるので、注意が必要です。一方で、コンクリートを使用する場合には、駐車時の切り返しや据え切りをした場合にタイヤの跡がコンクリートについてしまいます。せっかく新しく作った駐車場であれば、できるかぎり長い期間きれいな状態で保っておきたいですよね。コンクリートでも表面の加工方法を工夫したり、レンガを用いたりすることで駐車場の汚れは目立たなくなりますので選択肢に入れておきましょう。

 

予算内に収まるか?

ここまでさまざまな項目を見てきましたが、こだわればこだわるほど理想の駐車場を実現するための費用はかさんでいきます。注文住宅は建売の住宅よりもお金がかかりますので、駐車場にばかり費用をかけてしまうと、外構の他の部分がおろそかになってしまったり、購入しようと思っていた家具のグレードを落とすことにつながりかねません。事前に設定している予算にできるだけ収まるように調整が必要です。もし予算を上回る場合には、他に必要なものと比較して、比較対象を我慢しても駐車場にお金をかけることに対して、家族が納得できるか十分に検討することをおすすめします。

 

駐車場の種類と特徴

ここまで、駐車場を作り上げていく上でどのような点に気を付ければよいのか確認してきました。ここから、駐車場の地面に使用する素材ごとにその特徴とメリットデメリットを確認します

 

芝生

芝生は自然素材なので、天然木などの自然素材を多く使った住宅にマッチします。秋冬は枯れてしまいがちですが、春から夏の時期には青々として爽やかな印象を受けます。地面に埋め込むだけなので、DIYで行うことも可能ですし、専門業者に依頼したとしても比較的リーズナブルに施工できるのが特徴です。一方で、芝の下は地面なので雨が降った際には汚れやすい点がデメリットといえます。どうしても芝生を使いたい場合以外はそれほどおすすめはしません。例えば、コンクリートの隙間部分に芝生を植えるなど全面芝生でない状態であれば、汚れと自然の両立もできるでしょう。

芝生

芝生

人工芝

芝生のような見た目を実現したくても地面の土による汚れや、季節によって芝生が枯れてしまうのが気になる場合があります。そのようなときには、人工芝も検討の対象になるでしょう。人工芝であれば、一度施工してしまえば特にメンテナンスも必要ありませんし、汚れることもありませんのでキレイな見た目を保てます。また、天然の芝生が生育できないような環境でも施工できるので、汎用性があります。一方で、種類によっては熱がこもりやすく、比較的安価なものは見た目がよくありませんので、納得できるバランスの取り方が重要です。それほどデメリットは多くありませんので、見た目と価格に納得できるのであればおすすめです。

 

レンガ

ヨーロピアンな雰囲気の住宅に組み合わせるには、レンガの駐車場がおすすめです。アンティークレンガを敷き詰めた駐車場は雰囲気が出ますが、下処理の仕方によっては部分的に沈み込んでしまい地面がでこぼこになるなど、安定して平らな状態を作りあげるのは簡単ではありません。DIYで自分好みのデザインを作りあげることはできますが、思っているよりも手間がかかりますしイメージ通りの状態にするためには試行錯誤が必要でしょう。どうしてもレンガの雰囲気が必要な場合以外は、他の選択肢を選んだ方が長期的に考えておすすめです。

レンガ

レンガ

砂利

個人店舗などに多い砂利の駐車場ですが、住宅の駐車場を砂利にするのはどうでしょうか?駐車場を砂利にすることでもっとも大きなメリットとなるのは、費用がほとんどかからないことです。最低限地面を平らにした状態で砂利を敷けば完成してしまいますし、最初からそれほどでこぼこしていないのであれば、整地の必要もありません。また、駐車場として使っている土地をコンクリート敷きにしたい場合や、他の用途に使いたい場合に工事がしやすいです。一方で、砂利は使用していると動いてしまいますので、部分的に砂利が薄くなってしまう箇所があったり、そこから雑草が生えてしまったりするので、注意が必要です。もし積雪があるような地域の場合には、砂利の駐車場を作ってしまうと雪かきの際に駐車場の砂利が邪魔になってしまいます。砂利の駐車場は、コストを下げて形だけでも作っておきたい場合や、外構含めてまだ決まり切っていない場合に有用な選択肢です。

砂利

砂利

コンクリート

駐車場の定番といえばコンクリートです。耐久性が高く、雨が降っても地面ではないので汚れにくいのも特徴です。一方で、コンクリート敷きを業者に依頼するのは他の方法に比べるとコストがかかりますし、設置する際の期間がかかるので可能であれば住宅建築と合わせて施工してもらうのがおすすめです。また、仕上げ方によっては、雨が降った際には滑りやすくなりますので、注意が必要です。

コンクリートにはデメリットもありますが、表面の加工方法を変えることでタイヤの跡がつきにくかったり、雨が降っても滑りにくくなったりしますので工夫次第で対策が可能です。また、コンクリートに隙間をつくってその間に人工芝を設置するなどの工夫をすれば、雨が溜まることや殺風景になってしまうことに対する対策もできます。

コンクリート

コンクリート

地面そのまま

住宅建築し、入居するまでに駐車場や外構工事の方針が決まらないのであれば、住宅を建てる際に造成をした地面そのままで方針が決まるまでしのぐのも1つの案です。長い時間使い続ける駐車場ですし、納得できない状態で工事を始めてしまっては後悔する可能性があります。ひとまず使えるようにするため、砂利を敷いたり簡単な工事をすることも考えるかもしれませんが、施工時と撤去時の工事費が余計にかかってしまいます。どうせならその分の費用を最終的に実現したい駐車場に充てた方が、理想の状態に近づけられるので、無理に暫定の工事を実施する必要はないでしょう。

雨が降ったら汚れてしまいますし、地面が削れてしまうことは十分考えられますので、デメリットは理解しておく必要があります。

 

激安価格を掲示する業者には注意

外構工事で駐車場を依頼する場合には、いくつかの業者に見積もりを取るのがおすすめです。その中であまりにも安い業者は、追加工事を高価格で掲示してきたり、そもそも事前に説明した工事を省いてしまう可能性がありますので、注意が必要です。もし複数の業者とやり取りしたり、条件を比較したりするのが面倒な場合には、住宅を建築してくれた建築会社の方におすすめの業者を紹介してもらうのもおすすめです。住宅建築の中で信頼関係ができていますので、信頼できる業者を紹介してくれるでしょう。外構は一度施工したらそれで終わりではありません。耐久性の高いものであっても、全くメンテナンスをしないまま数十年使い続けることはできません。一時の価格にこだわるのではなく、長期的に依頼をできる業者を選ぶようにしましょう。

 

DIYで駐車場を作る際の注意点

駐車場の施工は専門業者に頼まなくても、DIYでできるものもあります。どんな駐車場にしたいかによって難易度が異なりますので、まずはどのような駐車場にしたいのか、計画を立てるところから始めましょう。計画を立てずに着手した場合、途中で必要なものが足りなくなってしまう可能性があります。

専門的な知識に加えてまとまった時間が必要になり、最終的に実現したい駐車場の状態によって難易度は大きく変わります。工事規模が大きくなりそうなものは、相当大変な上に業者に依頼した場合に比べて完成度や耐久性が低くなってしまう可能性が高いことは十分理解したうえで、取り組みましょう。

どうしてもDIYで済ませたい場合で、デザインにこだわらないのであれば砂利敷きの駐車場がおすすめです。事前準備として必要になる整地が多少甘かったとしても砂利が辻褄を合わせてくれますし、やり直したくなった場合にレンガやコンクリートと比較すると撤去も難しくありません。

 

まとめ

駐車場はさまざまな種類があり、住宅や外構と合わせたデザインを重視して決めると満足度が高くなります。しかし、実際に使用する際の機能も重視されますので、デザイン、価格、機能性のバランスをどうやって保ち納得する駐車場を実現するのか?という点が難しいポイントです。まずはどのような選択肢があるのかと、それぞれのメリット・デメリットを把握し、その中で自分たちにはどの駐車場が合っているのか?検討していくのがおすすめです。実際に工事を依頼する際には、できれば複数の業者に見積もりを依頼するか、建築業者経由で信頼できる業者を選びましょう。工事をしてもらうタイミングだけでなく、長く使用していく中でのメンテナンスも考慮して長い付き合いができそうな業者を選ぶのがおすすめです。駐車場はDIYでもできますが、想像以上に大変なので取り組む前にはきちんと覚悟を持って計画をしてから臨みましょう。複雑なものは専門業者に依頼してしまう方が使用している中での心配もないでしょう。駐車場は道路と接している家の顔にもなる場所です。しっかり考えて、満足度の高い空間を実現しましょう。

 

 

 

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