照明器具のいろいろと選び方

好みの家を実現するために注文住宅を選択する場合、内装の雰囲気を決める要素の代表例は間取りです。間取りの構成によって、どのような家を実現できるのかが大きく変わってきます。次に思い浮かぶのが、内壁や床にどのような材質でどんなデザインであれば、自分たちの思い通りの空間を実現できるか?という点でしょう。

最初から内装の雰囲気といって思い浮かぶ人はそれほど多くないと思いますが、もう一つとても重要な要素があります。それは照明器具です。

照明の使い方ひとつで、空間の雰囲気はガラッと変わってしまいます。その影響度は内壁や床の材質やデザイン以上の影響といっても過言ではありません。

 

照明器具にはさまざまな種類がありますので、それぞれの場所に適したものを選択するのは簡単ではありません。どのような種類のものがあり、どこに設置する必要があるのか?解説していきます。

 

照明器具の選び方

照明器具にはどのような種類のものがあるのでしょうか?日常的によく目にするものから、少しレトロな印象を受ける物。アンティーク調のものやシンプルなもの。さまざまな種類があります。

設置が必要な場所や、それぞれどのような点に注意して照明器具を選択すればよいのか確認していきましょう。

 

具体的な照明器具の種類

具体的な照明器具の種類を見ていきましょう。もっとも一般的で目にする機会が多いのがシーリングライトです。また、天井から吊り下げて使うペンダントライトに天井から床に向かってスポットライトのように使うダウンライトもあります。

壁に取り付けて空間を照らすブラケットライトに非常にシンプルで昔ながらの印象を受ける磁器製ソケットなど。

このように種類をみるだけでもさまざまな種類がありますし、さらにそれぞれの種類の中にはライトの色やデザイン、明るさなどがありますので選んでいくのは簡単ではありませんね。

 

どんな空間にしたいかをイメージしよう

それぞれの場所に対してどの照明器具を付けていけばよいのか決めるためには、照明器具を設置する場所をどんな雰囲気にしてどう使っていきたいのかイメージするのがおすすめです。

例えば、寝室であれば眠るために照明を徐々に落とせるような調光式のライトを設置しましょう。また、勉強部屋であれば細かい文字も見やすい明るい色の照明を設置する必要があります。

照明の色にもこだわる必要があり、昔ながらの落ち着いた色合いである電球色に、昼の太陽の色に近い昼白色、さらに最近商品化された中間色の温白色があります。

寝室の場合には、電球色や温白色がおすすめですね。勉強部屋であれば作業効率が上がるような昼白色がおすすめです。

このように、どのような空間にしたいのかによって選ぶ照明器具のデザインや色が変わってきます。照明器具を選択するのが楽しくなってきます。

 

住宅で設置が必要な場所

新築住宅にはどんな照明をつけるかいけない場所が数多くあります。イメージを掴むためにも一般的な設置場所を確認していきましょう。

まずは家の外側から、外壁や玄関に人感センサー型のライトを設置している人が多いですね。夜に家に帰ってきた時にも明るくなりますし、防犯にも効果があります。家の中に入ると玄関です。下駄箱がありますので、明るいライトが必要です。

家の中に入ると、リビング・ダイニング・キッチンそれぞれに必要ですし、子供部屋や書斎がある場合にも照明器具が必要です。後は、階段や廊下、トイレに洗面所にもこだわった照明器具を設置しておくだけで、何気なくおしゃれな感じを出せますよね。

一般的な住宅でも大体これくらいの照明を選ぶ必要があります。同じものを使いまわしてもいいですし、場所によってこだわる人もいますので、人それぞれ好みによって選ぶ照明器具が変わりますので、個性がよく出ます。

 

シーリングライト

シーリングライトはもっとも多く使われています。多くの方の自宅でもこのライトが使われていることが多いのではないでしょうか?

 

形や特徴

薄い円形で大きく広がっていて、天井に直接取り付けられている。それがシーリングライトですが、それがすべてではありません。実はシーリングライトにもさまざまなデザインのものがあります。シーリングとは英語で天井という意味と知っていましたでしょうか?天井に直接取り付ける照明器具をすべてシーリングライトといいます。

天井に直接取り付けているため広い範囲を照らすことができます。また、調光式で無段階調整できるものが多いので、状況によって明るさを変化させていくことが可能です。デザイン自体はさまざまなものがありますが、天井に直付けで比較的シンプルなものが多いため、部屋をすっきりと広く見せることができます。

 

おすすめの使い方

シーリングライトをつけるのにおすすめの場所は、リビングのように広い場所や、1つの照明で済ませることが可能な子供部屋などです。まず子供部屋には、シンプルな円形のシーリングライトを部屋のサイズに合わせて選択しましょう。勉強する機会も多いと思いますので、昼白色がおすすめです。

また、リビングには好みに応じてデザイン性のあるシーリングライトを設置してみましょう。少し広い範囲を照らす形になりますので、ライト自体が複数設置されているものを選んでみても良いですね。昼白色でもよいですが、どんな状況にも対応がかのうな温白色をおすすめします。

空間を広く活用し、すっきりとした印象と全体に均一の光を楽しみましょう。家族で楽しい時間を楽しめるようなデザインを選択したいですね。

 

ペンダントライト

ペンダントライトは、天井からコードや紐で吊り下げたところにライトをつける照明器具です。部屋のアクセントに用いることができるため、シーリングライトよりもデザイン性が高いライトが多いですね。

形や特徴

天井に設置するシーリングライトに比べると、吊り下げられている分低いところで照らすことになりますので、シーリングライトよりもその光で照らす範囲は狭くなります。その分、スポット的な照明になりますので、アクセントをつけられるのが特徴です。

ペンダントライトのライトの部分の形状はさまざまです。棒状のライトもあれば、傘を被ったランプのような形状もあります。部屋のアクセントとして使えるので、いろいろなライトをチェックして自分の好みに合うものを選択したいですね。今回紹介している照明器具の中でももっとも選びがいがある種類かもしれません。

 

おすすめの使い方

ペンダントライトは様々な使い方ができますが、おすすめはダイニングテーブルをスポット的に照らすような使い方です。温かい食卓を実現するために一役買ってくれますので、少し暖かめの印象のものを選ぶと良いでしょう。

また、天井が高く吊り下げてもなお、高いところから照らせる場合には、リビングに複数のペンダントライトを設置するのも選択肢にいれることができます。同じ考えで、上の階の天井から階段に向かって吊り下げることが可能な場合には例えば棒状のペンダントライトを設置するのもおしゃれですね。

階段を上がったところの廊下にアクセント付けとして、少しアンティーク調のペンダントライトを設置するのも雰囲気が出て面白いです。

 

ダウンライト

ダウンライトは高い位置から照らす照明器具ですが、シーリングライトのように出っ張ることがなく、天井に埋め込むような形で設置するライトです。あまり一般的な住宅では使われていませんでしたが、技術の進歩によって広く使われるようになってきました。

ダウンライト 

形や特徴

ダウンライトの一番の特徴は、天井に出っ張りがないことです。天井に穴をあけて埋め込むためすっきりした印象を与えてくれます。また、シーリングライトのようにほこりが溜まったり、虫が入ってしまうようなこともありませんので、メンテナンスも楽ですね。

光が広がりにくいためライトの真下を照らすようなスポット的な使い方しかできませんでしたが、近年はLEDの普及によって比較的広い範囲を照らすことができるようになっています。電球タイプを複数組み合わせたり、蛍光灯のような長いライトを一つ埋め込んだりと様々な使い方ができます。

 

おすすめの使い方

ダウンライトはデザイン性が高い空間を最大限いかしたい場合に設置するのがおすすめです。例えばリビングに長いLEDを設置することで広範囲を照らしながらもすっきりとした印象を与えられます。

また、あえてスポット的に照らすダウンライトを廊下にいくつか設置することで、おしゃれな雰囲気を出すことが可能です。このように、照明を主張したくない場合にも、あえてスポット的に照らす場合にもどちらの場合にも使えます。

一点だけ注意点があります。天井に穴を開けてそこに照明器具を設置する形となりますので、簡単に照明の位置を変更することはできません。他の照明器具に関しても電気配線の都合で同様に考えられますが、掘る分影響が大きいですね。

 

ブラケットライト

ブラケットライトという名称はあまり聞き馴染みがないかもしれません。多くの照明が天井に設置したり、天井から吊り下げたりしますが、ブラケットライトは壁につける照明器具です。

タイルのヘリンボーンと照明 

形や特徴

ブラケットライトは、ペンダントライトと並んでデザインが豊富な照明器具です。アンティーク調のものもあれば、先進的なデザインのものもあり、家のイメージや狙いの雰囲気に合わせて選択できます。光の出し方にも特徴がありますので、空間をデザインするためには最適な照明器具ですね。

一般住宅というよりも、どちらかというと店舗用として用いられている印象があるかもしれません。例えば少しおしゃれなカフェや雑貨屋さんには特徴的なブラケットライトが設置されていますよね。雰囲気が気に入っているお店を参考にして選ぶのもよいにではないでしょうか。

 

おすすめの使い方

ブラケットライトはリビングやダイニング、子供部屋といった広めの場所よりも、階段の下のちょっとした空間や廊下、玄関の外など比較的狭い範囲を照らすために用いるのがおすすめです。

また、照明本来の目的ではなくデザイン性を持たせるために設置するのも良いでしょう。階段の踊り場がある場合には、そこを照らす為に設置してもいいですね。

ブラケットライトを設置するのは新築時につけてしまうのがおすすめです。設置の際には電気工事士の資格が必要になりますので、気軽に取り付けることができません。もし取り付けたいブラケットライトがある場合にはあらかじめ準備をしておきましょう。

 

磁器製ソケット

磁器製のソケットと言われても特に若い世代はイメージができないでしょう。昔ながらの温かい印象を受けるシンプルな照明です。

磁器製ソケット

磁器製ソケット

 

形や特徴

ソケットは小学生や中学生の頃に理科の授業で扱った経験があると思います。豆電球をはめ込んでいた根元の部分のことをソケットといいます。磁器製のソケットは、陶磁器で作られたソケットで、そこに電球を設置して照明として使います。

特に人気なのは青山電陶の磁器製ソケットで、形状や大きさなど種類は豊富です。昔ながらの電球ですが、あえてアクセントとして使うのも良いですね。

磁器製ソケット

磁器製ソケット

 

磁器製ソケット 青山製陶

磁器製ソケット 青山製陶

おすすめの使い方

今の時代では使いどころが簡単ではありませんが、ピンポイントでアクセントとして設置するのがおすすめです。照明そのものの機能というよりはデザインとして使う場合が多いでしょう。

使いどころとしては、ブラケットライトのように比較的狭い範囲を照らすような場所で、設置するのがおすすめです。

 

まとめ:照明は好みで選ぼう

ここまで非常に多くの種類の照明器具を紹介してきました。何となくそれぞれの照明器具に関して特徴やおすすめのポイントはイメージできたでしょうか?使いどころが似ているものもありますので、少しごちゃごちゃしてしまっているかもしれません。一度振り返って、整理をしてみると良いでしょう。

照明器具はデザインもさまざまで時間をかけて探せばイメージ通りのものを見つけることができるはずです。まずは、照明器具をつける空間をどのように使いたいのか?どんな雰囲気にしていきたいのかをしっかりと決めておきましょう。

そうすれば必然と、その雰囲気を実現するための照明器具の種類やデザインが決まってくるはずです。機能性は技術の進歩によってどんどんよくなっていますので、どのデザインを選んでも大きな不満はないはずです。

さまざまな照明器具があり選ぶのは大変ですが、最終的には好みで選んでしまうのがおすすめです。

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